01 - 02企画・デザイン
Artifact成果物
企画立案時には、
エンドユーザーの視点を常に意識しています。
お客様の指示がターゲットに合わないと感じた場合は、アートディレクターがお客様との打ち合わせを通じて、そのギャップを埋めるための制作コンセプトを共同で創り上げていきます。
クリエイティブの工程では、お客様の期待を超えるデザインを提供することがなによりの喜びです。「今回はこうきたか!」というお客様の驚きと嬉しそうな表情を引き出すため、初校では複数のデザインパターンを提示することがほとんどです。
クリエイティブなアプローチを追求し、独自のアイディアとデザインの力を結集させて出来上がった成果物は、お客様のブランド価値や競争力を高め、ビジネスの成果を最大化する力を発揮することを信じています。
03制作・編集
Artifact成果物
編集では、お客様のご指示に沿って
忠実にデータを作成する案件が多くあります。
ご指示通りただ再現するだけではなく、誤りと思われる箇所や気づきがあった箇所はお客様に確認を行い、質の高い印刷物となるよう努めています。
また、レイアウトデザインも含めてお任せいただいている案件では、可読性や視認性などを意識した文字組みを行い、より良いレイアウトをご提案できるよう心掛けています。
何度も校正を重ねてお客様と共に完成度にこだわった案件は、完成品を手に取った際の達成感もひとしおです。
また、本やチラシ類に限らずシール、チケット、クリアファイル、マスクなどの制作をご依頼いただくこともあり、様々な品物の制作に携われることもやりがいに繋がっています。
04レタッチ
お客様のオーダーに応えるため、パソコンのモニター上で
フォトレタッチ・色合わせをして終わるだけではなく、
その後の印刷工程まで立ち合います。
印刷は日によって機械の調子も異なり、また印刷する紙によってもデータ上は同じ数値でも全く別の色味になってしまうので、レタッチを担当している身としては、しっかり責任感をもってお客様の思い描く色を紙に乗せられるようにこだわりを持って取り組んでいます。
色は見る環境や人によって変わってくるものなので、感覚的でとても難しいですが、自分の経験と技術で見極め、色を合わせることにやりがいを感じています。
様々な要因が関わって印刷される細かい色味の変化に日々奮闘しています。
05校正
Flow校正作業の流れ
- 支給データの確認
- ご入稿いただいた支給データの形式に合わせて、編集作業が必要か、そのまま印刷工程に進められるデータであるかなど、確認をしていきます。お客様からいただいた出力見本紙と支給データに相違がないか、全体的に比較します。
- 社内での内部校正作業
- 弊社で作成したデータをお客様へお渡しする前に、社内で担当作業者が行う校正が「内部校正」となります。お客様からいただいた出力見本と、作成したデータを全体的に見比べていきます。
校正の方法は様々ですが、主に「素読み」・「赤字照合」・「文字校正」があります。
データ作成中に弊社で文字入力作業を行う場合は、編集担当者以外の第三者がダブルチェックで「文字校正」をします。
- お客様との校正
- お客様との校正作業はミスを防ぎ、原稿の完成度を高めるために必要不可欠な工程です。お客様から校正確認の戻りをいただき、赤字修正や画像の修正をした後、再度内部校正をします。この時にデジタルツールを使用した比較校正「デジタル検版」も一緒に行います。
- 印刷工程に進める前に、データを最終確認
- お客様から校了のご連絡をいただき、次の印刷工程へ進める前に、作業者以外の第三者がデータの最終確認をします。修正内容が反映されているか・修正間違いがないか・印刷に適したデータとなっているか等をダブルチェックしていきます。
データ作成後にお客様からいただいた出力見本と、作成したデータを全体的に見比べるほか、
主に下記のような校正を行っております。
- 文字校正
- 原稿が手書きの場合、文字の誤字・脱字がないか、一文字ずつ見比べる突き合わせ作業を行います。
- 素読み校正
- 本文中の見出し、書式、目次、奥付など全体の体裁を確認します。
- 赤字照合
- 全ての校正の段階において、修正内容が反映されているかどうかを1つ前の工程と比べ、確認を行います。
- デジタル検版
- デジタル校正ソフトウェアを使用した、精度の高い校正作業です。人の目では見落としてしまうような細かな差分を発見することが可能なため、人為的なミスや『先祖返り現象』の対策にもなっています。当社では、修正作業ごとに必ずデジタル検版を行っています。
校正をする事は、制作上のミスを見つけ出していくという事です。
一見、簡単そうにも思えますが、一字一句を見比べていく事もあり根気と集中力が必要です。質の高い製品をお客様にお届けするための、要となる工程だと思って取り組んでいます。
デジタル検版と人の目による校正作業を両方行うことで、デジタルと人のそれぞれの強みを活かしながら、ミス発生防止に日々努めています。